一筋の光、降り注ぐ光。

人生はなかなかに試練が多くて。7回転んでも8回起き上がるために、私に力をくれたモノたちを記録します。

金木犀の咲く頃

朝、窓を開けると、甘く清らかな香りの挨拶を受ける。向いの庭の金木犀だ。 去年、初めてこの挨拶を受けたとき、いったいどこから?と、辺りを探したものだ。引っ越して最初に迎えた秋で、近所のことがまだよくわからなかったから。香りは遠くまで届くのに、…

香らない薔薇なんて

日本には、いったいどれほどのローズガーデンがあるのだろう。 薔薇の季節が訪れる度、落ち着かなくなる私である。行きたい薔薇園は数多くあれど、なかなか自由に飛んでいけない身。しかし、比較的近くにある馴染みの公園、久屋大通庭園フラリエで「ローズフ…

天に花、地にも花

今日まで生きてきて、いったいどれほどの数、桜の写真を撮ったことだろう。毎年、毎年、まあ飽きもせずに、似たような写真をたくさん撮っている私。案外みんな、そうなのかな? 「さあ、私を撮って」 桜の花にはいつも、そう言われている気がしてしまう。 今…

湿った日が続いても腐らないでいよう

各地で桜が開花している。いよいよ、春本番かな。スズラン、ムスカリ、タンポポ、スイセン…。いつも通る緑道にも様々な花が咲きだして、歩いていても心が弾んでくる。 3月が終わる。毎朝見ていた連続テレビ小説の「べっぴんさん」も明日が最終回だ。 私は卒…

そこに花がある、という幸せ

子どもの頃、ごく普通に家には花があった。母が市場やスーパーで食材と一緒に買ってきて、いくつかの花瓶に飾っていた。少量だし派手なものではなくて、本当にささやかな彩りだったけれど、そこに花があるというだけで、私は少し嬉しかった。 大人になって家…

薔薇の花のプロポーズ

長女の婚約記念日だ。去年のこの日、108本の赤い薔薇の花を抱えて、涙ぐんで帰ってきた娘の姿がよみがえる。 彼氏、つまり現在の婿どのは、なかなかロマンチストのようで、こういったサプライズが大好きなのだそうである。 花が嫌いという女性には会ったこと…