一筋の光、降り注ぐ光。

人生はなかなかに試練が多くて。7回転んでも8回起き上がるために、私に力をくれたモノたちを記録します。

ありがとう、愛しています、ごめんなさい、許してください

f:id:tsukikana:20151124235157j:plain

 

来年の手帳をどうしよう、と考えているとき、新聞広告が目に留まった。

 

「毎日を幸せにするホ・オポノポノ手帳2016」

 

ホ・オポノポノ? ああ、そういうものがあった。2年半前、病気がわかりドクターから手術を勧められたとき、ある友人がメールで教えてくれたのだった。ホ・オポノポノというのを知っていますか?と。「ありがとう」「愛しています」「ごめんなさい」「許してください」を、心の中でいいからつぶやいてみて、と。

 

ホ・オポノポノとは、古代ハワイに伝わる問題解決法なのだそうだ。それを、人間州宝、モナ・ナラマク・シメオナという女性が、自分ひとりでいつでもどこでもできる方法に発展させて、今の形になったという。とてもたくさんの方法があるのだが、先の4つの言葉を繰り返すというのが、最も代表的なものらしい。

 

寝る前に「うれしいな」「幸せだな」「ありがたいな」といった感謝につながる言葉を繰り返すことで、良い睡眠が得られるだけでなく、潜在意識に働きかけて人生を好転させることができる・・・そんな内容の本を昔、読んだことがあったが、それと同じようなものなのかなと、友人のメールを見たときは思ったのだった。

 

スピリチュアルな分野は得意ではないし、成功者の書いた「成功するための○つの習慣」的な本も敬遠する方だ。けれども、きれいな言葉を唱えて心が穏やかになるというのは悪いことではないし、何も胡散臭がることはないだろう。ありがたく実践して入院する日を待ったのだった。

 

手術を終え無事生還し、心配してくれた他の人たち同様、彼女にもお礼メールを書いた私。そのままこの「ホ・オポノポノ」のことは忘れてしまっていた。

 

それがここにきて、手帳のことを考えているときに、偶然目にするとは。山あり谷ありの人生で、何度目かの深い谷にいることを実感する今。何かの引き寄せなのだろうか、とさえ思ってしまった。3日ほど考え、アマゾンで注文した私である。

 

基本的には普通のスケジュール手帳だった。普段私が使うタイプより少し大きめで、表紙の紙を裏返すと白い花の写真になり、一見本に見える。手帳のうしろの方には、この手帳の使い方と「ホ・オポノポノ」についての簡単な説明、そして「記憶のクリーニング」の方法がいくつか書かれている。

 

人生におけるさまざまな問題の本当の原因は、自分の中にある記憶である。ここで言う記憶とは、個人の幼少期の思い出のことではなく、この世界が始まってからの膨大な記憶のこと。潜在意識にはこうした記憶が無意識にため込まれている。これらの記憶をクリーニングしていくことで、私たちは本来持っている能力を十分に発揮する人生を送ることができる。神聖なる存在からのインスピレーションが、古い記憶に邪魔されることなく届くのだ。もっと自由に、自分を生きやすくなる。

 

……こんな理解でいいのだろうか。

 

実を言うと、ざっと読んだところよくわからなかったのだ。この先も理解できるかどうか甚だ怪しいが、何かのご縁だと思って4つの言葉を唱えることは実行してみようと思う。クリーニングを1、2週間続けていくと「クリーニングすること」の意味が体感できてくるでしょう、と綴られている。

 

「ありがとう」「愛しています」「ごめんなさい」「許してください」
自分の潜在意識に向かって言うのだ。順番は決まっていないし、「愛しています」だけでも良いそうである。難しくはないが、不思議な感覚である。負の記憶の浄化とは、いったいどのようなものなのだろう。こんな実験みたいな態度ではいけないのかな?