一筋の光、降り注ぐ光。

人生はなかなかに試練が多くて。7回転んでも8回起き上がるために、私に力をくれたモノたちを記録します。

ポノと人生とマインドフルネス

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真新しいランドセルを背負った、黄色い帽子の子が歩いている。私の娘たちにも、そんな頃があった。花吹雪の中を、弾むような足取りで帰ってくる姿を、歩道橋の反対側で見守りながら待っていた。

 

桜の花びらはガラス質の成分が入っているかと思うほど、一粒一粒が光をまとっていて、その下を歩く小さな人たちは眩しく、無条件に世界から祝福されているのだと思ったものだ。

 

その娘たちも成長し、長女の娘は2歳の、次女は25歳の誕生日を、今日迎えた。

 

トートバッグの底に、少し小さく色濃くなった花びらを見つけ、嬉しいような寂しいような気持になる。毎年、家族でお花見をすると、花びらは何枚か家までついてきたっけ。娘たちのパーカーのフードの中とか、夫の襟元とか、たたんだ日傘の中とか。

 

始まりの月でもある4月は、気持ちを新たにした思い出が多くて、舞い落ちる桜の花びらを見ると鮮やかに、スイッチを入れたかのようにその映像がよみがえることがある。

 

竹内まりやさんの歌に「人生の扉」という素敵な曲があるが、今、しみじみとその気分に浸ってしまう。

 

 満開の桜や 色づく山の紅葉を
 この先いったい何度
 見ることになるだろう
 ひとつひとつ 人生の扉を開けては
 感じるその重さ
 ひとりひとり 愛する人たちのために
 生きてゆきたいよ

 


そう、人生の扉は、いつからかどんどん重くなっていった。子どもでいられた頃は、無邪気で軽やかな、好奇心の扉ばかりだったのに。

 

特にここ10年ほどは、とてもきつかった。不運とか病気・怪我が続き、更年期も重なり、人生における大きな危機が短い周期で訪れた。我ながら、よく乗り切ってきたと思う。

 

毎日を機嫌よく、心豊かに暮らしたい。春風のように人に優しく、穏やかに。口角を上げて、感じのいい笑顔を向けて。

 

それだけを目指した。たったそれだけのことが、本当に難しかった。心に余裕を持てず、人にも自分にも丁寧に対応できない時期が、長く続いた。

 

アロマセラピー、散歩、刺しゅう、好きな仕事、好きな人との会話、ささやかなお洒落や化粧、植物との触れ合い・・・etc。
「このままではいけない、自分をケアしなくては」と、いろいろなものに助けを求めた。

 

おかげさまで、今はとても気持ちが安定している。相変わらずバタバタして焦ることもあるけれど、心に余裕がなくて苦しい、ということは最近思ったことがない。

 

どれが良かったのか。多分、相乗効果だろう。そして、一番私に効いたのはホ・オポノポノだったのだ、と思っている。

 

ホ・オポノポノに関しては、過去に何度か書いているので、よろしければ。
(最初のうちは勘違いしている部分があり、読み返すと苦笑いしたくなります^^;)

tsukikana.hatenablog.com


ところで最近、「マインドフルネス」という言葉をよく聞くようになった。

weblio辞書によると、

 

「マインドフルネス」とは、自分の気持ちを“今、この瞬間”に意図的に向けて、現実をあるがままに知覚すること、あるいはそうした心の状態を体得するためのトレーニングを指す言葉。
メンタルヘルスを整え、創造性や集中力を発揮するためには、“今、ここ”に意識を集中し、とらわれているネガティブな感情や思い込みから離れることが有効だと考えられている。
これは仏教の瞑想(めいそう)法に由来する概念で、欧米では1970年代頃からストレスに対処する技法として普及し始めた。
近年はうつ病の再発防止を目的とする心理療法に導入されるなど、医療や教育、人材開発の現場でも注目を集めている。

 

とのことである。


「今この瞬間」に集中する。そのことによるメリットは大きく、雑念や無駄な思考を手放すことができ、漠然とした不安と決別できる。ストレス軽減、集中力アップ、自律神経回復といった効果があると言われているそうだ。

 

マインドフルネス状態を目指すトレーニングとして「マインドフルネス瞑想」などがあり、企業や政府機関の研修でも取り上げられているという。世界的に注目を集めているので、私もきっと、TVや新聞で目にしているのだろう。

 

この聞き覚えのある言葉についてちょっと調べ、すぐに思った。
「これは、ホ・オポノポノのクリーニングと同じね!」

 

私が毎日している4つの言葉を唱えるという実践。そして「HA(ハー)の呼吸」と呼ばれているポノの呼吸法。これはそのまま、マインドフルネス瞑想ではないか。

 

一般的なマインドフルネス瞑想では、訓練を続けるほど気づく力が育まれ、幸福感が高まることが知られているそうで、それもポノのクリーニングと同じだ。

 

タイミングを逃さずクリーニングするためには、感情を捕まえるという訓練がいる。訓練といっても、ただ何度でもトライし繰り返していく、それも楽しみながら、というものなので、少しも苦しくないのだが。

 

 ごめんなさい
 許してください
 愛しています
 ありがとう

 

この4つの言葉を、自分の内面に向かって投げかけるのが基本的なクリーニング。何かが起こって動揺したときや、感情が動いたとき。喜怒哀楽、どの場合も、すぐに言葉を投げかける。それは難しくはないが、つい忘れがちだ。だから、何度でも繰り返すことで習慣にしていくということが、ポノにおいては訓練なのかも。

 

実は、4つ全部言わなくても「愛しています」だけで大丈夫なのだそうで。この言葉には、他の3つの意味も含まれているからとのこと。もっと言えば「I love you.」でOK。この方が言いやすいのなら、何かあるごとに「I love you.」と心でつぶやくのも良いかも。時短だしね。笑

 

自分の心の動きに気づくということは、集中するということ。本当なら言葉掛けも必要ないのかもしれないけれど、ポノの場合、「言霊(ことだま)」の力も借りているのかなと思う。何百年も前から伝承されているハワイの問題解決法なのだから、神秘的な要素があって当然だし、私にはそこも魅力だ。

 

ただ、最初のうちは、スピリチュアルと聞いて少し距離を取っていたのを覚えている。当時、ネットで調べると否定的な意見も散見されたし、逆に妄信的な人の話にもちょっと違和感があったし。

 

今では「どうしてみんな、ポノをやらないんだろう」くらいに思っているのだけどね。

 

抵抗を感じる人がいるのも、以前の自分を思い出せば理解できる。怪しい、胡散臭いと思ったり、何かの商法じゃないかと思ったりするのだろう。でも、マインドフルネスのひとつの方法と考えたら、どうだろう。お金もかからないし。(セッションやクラスの受講は有料だけど、参加しなくてもクリーニングはできます)

 

本も何冊も出ているけど、無料でダウンロードできる電子書籍もあるので、こちらで様子を見るのも良いかも。


(累計21万部の人気ブックス)
『あなたも魔法使いになれる ホ・オポノポノ』


私の実感としては、小さな問題は割と早く方が付き、厄介な問題は時間がかかる。でも「なるほど、そう来るか!」というくらい思いがけない方向に道が開いたり、問題そのものを問題と感じなくなったり、一生懸命、画策を試みていた自分がちっぽけだったなぁと思えることが何度かあった。

 

表層意識で考えることなんてたかが知れてる。宇宙規模で根回ししてくれるのが、ホ・オポノポノなのね。

 

小さなラッキーやタイミングの良さは、もう頻繁に体験している。まあ、信号にぶつからず目的地に行けたとか、近づいても小鳥が逃げなかったとか、コンビニのくじを引くと、いつもコーラや炭酸水を当てるとか、本当に可愛いものだけど。笑

 

年のせいだと思ってた物忘れやうっかりの多さも、最近はあまりない気がする。大事なことはタイミングよくふっと思い出し、大体は間に合う。インスピレーションという言葉を実感する素敵な体験だ。

 

シンクロニシティもよく感じる。TVをつけたら、ちょうど知りたかったことの特集をやっていた、ということも増えた。どうしてるかな、と気になってた人からお誘いの連絡が来るとかね。

 

何をやっても裏目に出て、周囲からの攻撃を警戒して、上手く振舞えず、しなやかに生きるってどうやればいいの?と自分を情けなく思っていたあの頃の私を思えば、今は別人になったみたい。自分を大切にするということの意味を、ポノに教えてもらった気がする。

 

多分、まだ少し人生は続く。問題も次々に立ち現れるだろう。でも、今は前ほど生きていくのが怖くない。

 

「今この瞬間」に集中する。「期待」をクリーニングし、「判断」をクリーニングし、「焦り」をクリーニングし、私は今日も少しずつ、重荷を下ろして軽やかになっていく。

 

・・・来年の桜の季節、どうしているかな。
人生っていろんなことがあって、面白いね。面白がって、生きていきたいね。
そう、春風のように機嫌よく♪