一筋の光、降り注ぐ光。

人生はなかなかに試練が多くて。7回転んでも8回起き上がるために、私に力をくれたモノたちを記録します。

隙間時間でも達成感。ありがとう!「100ネエサン」刺しゅう

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長女たちが帰ってから、急に秋が深まり寒くなった。毎日あんなに、暑い暑いと言っていたのに。

 

そう、2週間前は半袖で走り回っていた私。今日はカシミアのカーディガンを着ている。気温以上に、室温が下がったのかな。4人分の体温が消えて・・・

 

もう既に懐かしい。まるで子育て中の頃に戻ったかのような、慌ただしい日々だった。

 

忙しかったけど、自分に使える時間がまるでなかったという訳でもない。特に、長女が入院するまでの時期は、細切れだけど自由時間を作り出せる日もあった。

 

長女もちょこちょこと手芸をするのが好きで、一緒に刺しゅうしたことも数回。2歳児には、隣でお絵かきをしてもらったっけ。

 

楽しい思い出の時間が作れたのは、ある商品のおかげかもしれない。

 


ああ、隙間時間でちょっと何か作りたいなぁ。心が華やぐような、綺麗なものが作りたい。ただし、あまり作業スペースを取らず、すぐに片付けられる、という条件は外せないよね・・・

 

そんな風に考えていたとき、インスタグラムの広告が目に飛び込んだ。

 

 「100ネエサン」

 

シンプルなお姉さんたちがズラリと並んだプリント柄の布。そこに、ぬり絵のように自由に刺しゅうをして、彩っていく。

 

ただそれだけのものなんだけど、妙に惹かれる。妙に可愛い。「何かチクチクしたい!」という望みを、即、叶えてくれそうだし!

 

サイトを見ると、

手芸作家 中島一恵による「刺しゅうやペンでスタイリングできるぬりえみたいなファブリック」。
着せ替え気分で、ひとりひとりのネエサンの髪型や服、足元を刺しゅうや布ペンでスタイリングすれば、オリジナル作品ができあがります。

とある。3秒迷って衝動買い。

 

私が買ったのは、スターターセットというもの。刺しゅう糸、刺しゅう枠、針が付いて1980円(税別)と、お試しで始めるのに手頃感があった。糸も針も枠も既に持っていたけど、刺しゅうを始めたばかりの長女に針と枠をあげるつもりで買った。

 

届いて早速やってみたら、これ、思ってた以上に楽しくて!

 

服に合わせて髪の色を決めたり、イヤリングをビーズにしてみたりと、お洒落の工夫が気分を上げてくれる。

 

なんといっても、小さい刺しゅうなので、ネエサン一人分ならすぐに仕上げることができるのが魅力だ。完成したという達成感を、隙間時間で得られるのだから。

 

しっかりした生地なので、私は枠を使わなかった。下絵がプリントされているから、図案を写す手間もない。糸も指定がないから、手持ちの余り糸を好きに利用することができて、なんだか本当にお手軽。

 

小さな針山とハサミ、余り糸の入った小箱を木製のトレイにのせ、下絵の布を裏返しにかぶせて棚に置いておく。時間ができたら、そのトレイをひょいとダイニングテーブルに持ってきて、糸選びを楽しみつつ刺していく。散らからない!

 

仕上がったネエサンたちのスタイリングを眺めながら、
「次のネエサンのドレスは、どんな色・柄にしようかな」
などと考えるのも、ちょっとワクワクして。

 

ああ!自由だ!

 

刺しゅうは、なにもどこかや何かを飾るためだけにするものじゃないんだね。もちろん、ネエサンたちをひとつひとつ切り離してオーナメントやチャームにしてもいいし、そのまま額装したって、クッションやポーチに仕上げたっていいのだけど。

 

これまでは、好きな図案があると、これをどこに刺しゅうしようか。これを使って何を作ろうか、ということを、当たり前のように考えていた。考えるべきだと思っていた。舞台があっての刺しゅうだと思い込んでいたのだ。

 

でも、何にするあてもなく、ただチクチク刺しゅうがしたいというときもある。絵を描きたいのと一緒。100ネエサンは、そんな気分にもマッチしている商品なのだろう。

 

役に立たなくてもいい。上手にできなくてもいい。この手で何かを生み出すことで、ワクワクして満たされて、他のパフォーマンスにも気持ちが入っていくことは、手芸の効能のひとつだよね。

 

まあ、「そろそろ、役に立つものを上手に作りたいものだなあ」とは、一応、思ってはいるのだけど。少なくとも、誰かに喜んでもらえるものが作れたら、プレゼントできたら、素敵だよね。

 

もうすぐクリスマス。(自分にプレッシャー?)

 


100ネエサン(ルシアン オンラインショップ)