一筋の光、降り注ぐ光。

人生はなかなかに試練が多くて。7回転んでも8回起き上がるために、私に力をくれたモノたちを記録します。

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2015-01-01から1年間の記事一覧

750冊の本とお別れする日

クリスマスのイルミネーションに街が輝く12月、華やかな雰囲気の漂う師走である。一年で最も忙しいこの時期に、我が家は引っ越すこととなった。目下、鋭意断捨離中である。 今後の暮らしについて家族で迷い悩む日が続いていたのだが、一旦引っ越しを決意する…

ありがとう、愛しています、ごめんなさい、許してください

来年の手帳をどうしよう、と考えているとき、新聞広告が目に留まった。 「毎日を幸せにするホ・オポノポノ手帳2016」 ホ・オポノポノ? ああ、そういうものがあった。2年半前、病気がわかりドクターから手術を勧められたとき、ある友人がメールで教えてくれ…

秋の夕暮れは好きですか

年賀状の欠礼を告げる喪中はがきが届く季節になった。同年代の人たちからのお知らせには少し緊張する。亡くなったのが祖父母であったのが、いつの頃からか父母という場合が多くなってきており、受け取るたび、ギュッと胸が痛む。 先日届いたのは、私の母の友…

素敵なことば収集家

・・・自分時間を愉しむのに必要なのは、日常を面白がる精神・・・これは、こぐれひでこさんが何かの雑誌で言っていたことば。 ・・・空気や風、明るさ、本の中で過ごす時間が変わる・・・これは、文字組みについてブックデザイナーの祖父江慎さんが語ってい…

バブルを知らない世代に学んだチープ&シックという豊かさ

ちょうど10年前になる。それまで家で仕事をしていた私が、外に「お勤め」することになった。印刷物を扱う小さな会社で3年弱、書籍編集のフォローや校正、広告のコピー書きやディレクションなどをさせてもらった。 従業員は社長を含めて8人で、私は社長に次ぐ…

幸せを呼ぶ、小さなりんごのポマンダー

四日ほど我が家に滞在した長女が昨日、帰って行った。今回の帰省は大学時代のサークルのイベント参加のためで、婿どのと子猫を残してやってきたのだった。 滞在中、家でのんびりできる時間も多かった彼女は、次女とじゃれ合ったり本を読んだり、ちょっとした…

ときにはどこまでもセンチメンタルに

肩こりと頭痛、それからめまいと不整脈に、いつも悩まされていた。2年前の私である。この年の手帳には、年明けから体調不良の記述がとても多い。そして、春頃からは仕事を辞めるかどうかでも悩んでいた。とにかく、くたびれきっていた。 当時、私も娘二人も…

秋の日差しの中、歴史散歩でリフレッシュ

朝起きたらすぐ、カーテンを開き、太陽の光を浴びると良い。と、何かで読んだ。以来、ずっと意識して実行するようにしている。体内時計がリセットされ良質な睡眠がとれるようになる、寝起きの悪さが改善される、そういった話だったと思う。薄曇りや雨の日の…

薔薇の花のプロポーズ

長女の婚約記念日だ。去年のこの日、108本の赤い薔薇の花を抱えて、涙ぐんで帰ってきた娘の姿がよみがえる。 彼氏、つまり現在の婿どのは、なかなかロマンチストのようで、こういったサプライズが大好きなのだそうである。 花が嫌いという女性には会ったこと…

霧の中で輝く小さな秩序

点描曼荼羅については先月の9日に書いたが、その後も4点の曼荼羅画を描いている。前に描いた作品を見ていて、なんとなくまた描きたくなってしまったり、日常に起こるさまざまな出来事に心が乱れ、祈りを込めて描かずにはいられなくなったりしたのだった。 本…

精油がくれた幸せのヒント

心が軽くな~れ、とゼラニウムを一滴。セルライトが減りますように、とグレープフルーツを一滴。 魔法の薬を調合するように、ベースオイルに精油を加え、マッサージオイルを作る。芳香療法のひとつ、アロママッサージをするためだ。一滴の精油は0.05ml。例え…

うっとりと実ってゆきたい

例年より早く、肌寒さを覚える。昨日までの青空は今日は厚い雲に隠れ、今にも雨が降り出しそうだ。 少し頭が重い。窓を閉めに行くと、近所で赤ちゃんの泣き声がした。なんて元気がいいんだろう。大声で要求している。これこそが「若さ」か、と思い、感心する…

点描曼荼羅の世界を覗いて

この美しい絵は何だろう?Face Bookの友達のページで見かけた画像に、私の目は釘づけになった。そのとき初めて、曼荼羅アートというものがあるのを知った。確か、去年の今頃だったと思う。 この夏に再び、黒地に細かい点打ちをした曼荼羅画を目にして、やっ…

TOCO TOCO とただ歩くだけ

身の危険を感じるほどの暑さが収まって、早くも秋の訪れを思わせる長雨と肌寒さだ。それでも昨日、今日は久々に青空が広がり、大物の洗濯ができて気持ちがいい。そろそろ、また歩こうか。 私の数少ない趣味のひとつが散歩である。しかし、真夏の間はパスして…

再会の旅は、夏の軽井沢

28年ぶりの集合だった。新卒で入社したアパレル企業は神戸の会社だったが、私は東京本社に配属された。そのときの同期東京チームの女子4人組は、それぞれ20代のうちに退社し別々の道を歩んだが、今も交流が続いている。ただし、居住地も変わり、子育てなどで…

心にも効くハーブの香り

我が家のベランダには毎年春、バジルの苗が植えられる。ローズマリーはもう何年も、挿し木を繰り返して生き続けてくれている。ハーブとの付き合いは長いのだけど、さほど深いものではなかった。 ところが今年はちょっと様子が違う。春先に園芸店で求めた苗は…