一筋の光、降り注ぐ光。

人生はなかなかに試練が多くて。7回転んでも8回起き上がるために、私に力をくれたモノたちを記録します。

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四半世紀ぶりの夢の国にて・・・

 

初めてではないのに、初めて来たような気がする・・・

 

東京ディズニーランドと東京ディズニーシーに行ってきた。先週の木、金曜日のことである。

 

楽しかった。夢のようだった。それは間違いない。
ただ、あまりにもたくさんのものを見て、心が動いて、情報が今もって処理できていないというのが正直な感覚で、我ながら実にもったいないと思う。

 

いったい私は何と何を見て、いくつの、どんなアトラクションに乗ったんだろう。200枚ほど撮った写真をスクロールして見ていっても、よく思い出せないのだ。情けないったら。

 

それは多分、全部次女に「お任せ」していたからだろうね。「私に任せてついてきてほしい」と言ってもらえたことに甘えて、全てをお願いしてしまった。私と夫は、ひたすらついていくだけ。そんな日が来るとは~。

 


次女が「ふたりをディズニーに連れて行きたいんだけど」と言ってくれたのは、昨年の秋、一緒に恵那峡までドライブに行ったときだったかな。そしてお正月にうちに来たとき、夫と私のスマホにアプリを入れて、チケットをプレゼントしてくれた。

 

2泊のホテル代、新幹線代も3人分出すと言うので、慌ててそれはダメだよと言ったのだけど、彼女は譲らず「そうさせて」と。これまでの数々のお礼の気持ちだから、親孝行させてくれと説得してくるのだ。い、いいのかな・・・と困惑した。

 


前回、ディズニーランドへ行ったのは、確か四半世紀前。幼いふたりの娘を連れて行き、当時、東京で半分単身赴任みたいだった夫と園で落ち合い、埼玉県に暮らす従妹一家と遊んだ。それが最後だ。

 

あのときの記憶はほとんどないのよ、という次女は、長じてTDL&TDS大好きな少女となり、これまで数えきれないほど遊びに行っている。今、29歳だ。

 

「シーは、おかあさん、絶対好きだと思うんだよね。見せてあげたい!」

 

何年か前から、何回かそんなことを言ってくれるようになっていたけど、まさか本当に行けることになるとは思っていなかったよ。

 

実は、言いにくいけどそこまでディズニーを好きと思っていないし、遊園地も観覧車くらいしか興味がない。子どもが小さい頃ならともかく、この年になって自分から率先して行こうと思う場所ではなかったのだ。

 

でも、行けば素敵な夢の国。
あのとき連れて行ってあげた次女に、今度は私たちが連れて行ってもらえるのだと、何とも感慨深い思いだったし、それは今も続いている。

 


久~しぶりのディズニーランド。
驚いたのは、何でもアプリで済ませてしまえることだった。

 

チケット購入はもちろん、アトラクションの抽選(当たれば長い列に並ばずにスーッと入れる)、レストランの予約、園内マップで各ショップの込み具合や、アトラクション・飲食店の待ち時間が確認できる。入退園も、スマホをかざすだけ。

 

www.tokyodisneyresort.jp

 


四半世紀前は、ワンデーパスポートみたいなものを購入し、別売りの透明ケースにそれを入れて名札のように胸に付け、園内を歩いていたと記憶する。技術の進歩と年月の厚みを感じた出来事だった。

 


開園40周年とのことで。
多分私、開園した年に行っている。東京に住んでいたから、普通に新しい遊園地に遊びに行く感覚で。テーマパーク、という言葉もディズニーランドから一般に浸透していったのではないかな。

 

20代だった。東京を離れるまで、3回くらいは遊びに行ったはずだ。そして、久々に訪れたのが、四半世紀前。その頃はもう、自分が楽しむというよりは、娘たちに素敵な経験をさせてあげたい、という思いの方が強かった。

 

そんなふうに、私にはもう「過去の人」のようなディズニーランドだったのだが、さすが、日本一のテーマパーク、世界中数多くの人々を魅了してきた夢の国だ。足を踏み入れれば、こんな私でも胸が高鳴った。耳の付いたカチューシャを、生まれて初めて頭に付けたよ。笑

 

たくさん。本当にたくさんの写真を撮ったが、後日作ったグループLINEのアルバムに放り込んだ中で、「おかあさんはこういうところをこうやって切り撮るんだね」と次女が面白がってくれたのは多分これだろうな、と思うものをここにいくつか載せさせていただく。

 

TDLの画像

TDLの画像

TDLで

 

ホテルへはシャトルバスで。
お部屋はキャッスルスタイルというそうで、ロマンティックな色使いが印象的。クラシックなソファやドレープカーテンのあしらいなど、まさに華やかなお城のゲストルームといった感じ。

 

ディズニーの世界観そのままに夢の中へ、というコンセプトらしい。おとぎ話の世界にいる気分が途切れないのが嬉しい配慮だ。

 


翌日はディズニーシーへ。
前日は暖かい日で、昼間は上着をコインロッカーにしまっておいたほどだったが、この日は気温がガクンと下がり、着込んでいても震えてくる。開園前の入場待ちの時間が、なかなか厳しかった。

 

9時入場。すぐに、娘はアプリでアトラクションの抽選(エントリー受付というらしい)にトライし始める。そちらはもうお任せして、夫と私はポップコーンを買い、のんびり開園直後の園内を歩く。

 

よく作り込まれた風景で、どこを見渡しても面白い。なるほど、次女が私に見せたかったというのも頷ける。いかにも私が好きそうな景色だわ。笑

 

さすがに何度も訪れているだけあって、攻略法?に長けている次女。エントリーしたものは全部、当選したらしい。すごいな!

 

前の日もそうだったけど、何十分待ち、という行列の脇を、すみません・・・という感じですり抜けて、別口からすんなりと中に入れてもらえるのは、申し訳なくもあり快感でもある。もちろん、エントリーせずにその場で決めて、少し並んでから入ったアトラクションも、いっぱいあったけれどね。

 

TDSの画像

TDSの画像

TDSで

 

2日間、よく遊んだ。
空を飛んだり海底に潜ったり、パレードや花火、いくつものショーを見せてもらったり。

 

アトラクションの、長い凝った名前は思い出せないのだけど、とにかくたくさんの体験ができた。空の旅も船旅も宇宙の旅も、短い時間だったけど、確かに冒険だった。

 

美しい建物の中を歩き、最後にドリームフライヤーに乗り込んで世界中の空を飛んだのは「ソリアン:ファンタスティックフライト」と言うらしい。もう一度、あのフライトを楽しみたいなあ。

 

閉園時間ギリギリに、ふと乗ってみようかという話になって、3人で駆け込んだ2階建てのメリーゴーラウンド?可愛い素敵な回転木馬。最後だったせいかもしれないが、あれが一番楽しかったかな。

 

「キャラバンカルーセル」と言うのね。ライトアップされたドーム屋根がとても綺麗な建物だった。ランプの魔人ジーニーもいたし、エキゾティックな雰囲気。アラビアンナイトの世界だったんだ。そういえば夫が乗ったのは馬ではなくラクダだったっけ。それでかー(今頃?)。

 


翌日は遅めにチェックアウトし、リゾートラインでJR舞浜駅に隣接するリゾートゲートウェイ・ステーションへ。ここにあるディズニーショップ「ボン・ヴォヤージュ」でお土産を購入。広々としていて、とても買い物がしやすかった。

 

軽食をとり、JRで東京駅へ。新幹線の時間までまだ少しある。次女が、自分のお気に入りの場所を私たちに見てほしいらしい。

 

まずは丸の内中央口を出てからの駅前広場。うんうん、私もこの場所、以前から好き。丸の内駅舎って、ほんと、素敵だよね。

 

それから、少し先の丸の内仲通り。ここは、初めて歩いた。

 

お洒落なブランドショップが並ぶ、大人っぽい道だ。人通りもほどほどで、歩きやすい。土曜日でクルマは入れずテーブルと椅子が車道に並べてある。キッチンカーもあり、街路樹もいい感じ。夜はきっと、イルミネーションが綺麗なのだろう。

 

一号館広場という場所で、ベンチに腰掛ける。そうかあ、次女はこういう所が心地いいのね。わかるなあ、と思いながら、私は植え込みのスズメを撮ったりしていた。笑

 

その後、皇居外苑前の通りを歩き、次に連れて行ってくれたのは新丸ビル。7階のテラスだ。すいている。

 

そして・・・おお!あの可愛い駅舎がさらに可愛く見えるではないか。まるでおもちゃみたい♡
こんなスポットがあったのね。

 

東京駅の駅舎の画像

新丸ビルのテラスから見た駅舎

 

東京駅での時間のつぶし方を教わった。人混みが苦手な私には嬉しい情報だ。次に誰かと待ち合わせする機会があったら、新丸ビルにしよう。笑

 


行きの新幹線はのぞみの自由席。帰りはこだまのグリーン車。
こんなところにも、旅慣れた次女の知恵が働いていた。

 

なんといっても早朝7時の集合。誰かが寝坊しても大丈夫なように、自由席にしておく。でも、早く着きたいからのぞみで。帰りはもう、ゆっくりでいいから。というよりたっぷり余韻に浸りたいから、時間のかかるこだまにしてしまう。そして、広々スペースのグリーン車でくつろぎ、スパークリングワインで乾杯する。

 


いやあ、あのチビッコだった娘が・・・
そう。この旅を通しての一番の感動は、次女がこんなふうに私たちをもてなす計画を練り、実行してくれたことだ。その成長と優しさが何よりも嬉しくて、夢の国での思い出を一層きらめかせてくれる。

 

ああ、もういつお迎えが来てもいいや。なんてね。
そこまで言ったら、叱られるだろうか。

 

数日たった今も、夢の国で見た光景にちょっと酔っている私である。

 

 

TDLの画像

夜のシンデレラ城

 

 

TDLの画像

ここにもミッキー?まさかね




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