散歩
なかなか咲かなかった今年のソメイヨシノ。ようやく咲いたと思ったら、あっという間に満開。そしてなんと、春の嵐に早くも散り始めた。花の命は短いというけれど、ここまでそれを感じる春も珍しい。 昨年は青空をバックにした満開の桜を撮れたけれど、今年は…
綺麗!可愛い!美しい♡入館してフロアに足を踏み入れた瞬間、私の心にまず浮かんだ言葉だ。 この感覚は、何かに似ている。そうだ。素敵なケーキ屋さんでショーケースの中を眺めているときだ。 色とりどりで造形もさまざま。それぞれの個性を強調するように、…
初めて夫の実家に行ったのは、結婚する前年。祖母、父、母、そして同居の兄夫婦とまだ伝い歩きの幼い姪を、彼は私に紹介してくれた。数えれば36年前のことである。 それから何度、あの家を訪ねただろう。お盆やお正月、大型連休。やがて姪っ子は3人になった…
初めてではないのに、初めて来たような気がする・・・ 東京ディズニーランドと東京ディズニーシーに行ってきた。先週の木、金曜日のことである。 楽しかった。夢のようだった。それは間違いない。ただ、あまりにもたくさんのものを見て、心が動いて、情報が…
この冬一番の寒気が流れ込んでいるという。昨日はこちらでも雪が降った。雪深い地方はさぞ大変なことだろう。特に、能登の被災地のことが気掛かりだ。 冬は嫌いじゃない私だけど、今年はとても春が待ち遠しい。とりあえず、この寒波には一刻も早く立ち去って…
夫の出張に便乗して、東京へ行ってきた。彼は仕事、私は散歩。呑気ですみません^^;でも、頑張ってすごくすごく歩いたから…・・やっぱり呑気とは言いたくないかも。笑 昔住んでいた町を、また訪れたくなったのだ。大事な方のお墓参りをしたい気持ちが募ってい…
知らない町を歩くのは面白い。ただ歩いているだけでも面白いが、気になった脇道に入ってみるのはさらにワクワクする。 こういう、脇に入った細道のことを路地と言い、もっと奥に入り込んだ場所を路地裏と呼ぶらしい。横丁とは、路地が主に民家の間にある小道…
毎年5月はローズガーデンへ出向き、薔薇で心を満たすという幸せをいただく、と決めている私。いつもは、ゴールデンウィーク近くになってから、さあ、今年はどこのガーデンへ行こう?と考え始めるのだが、今年は違った。 今年は、横浜。 私は現在、東海地方に…
私にとっては「激動だった」と言いたいような2022年が、あと数日で終わる。いつもの年と同じように今年も暮れていくんだね、と、ちょっと不思議に思いながら、先週後半、また清水に行ってきた。これが年内最後の帰省。 人とのアポイントもあり、早めに済ませ…
11月も駆け足で過ぎ去ろうとしている。 清水に事務手続きのために行くなど、あれこれ用事が重なっていた上に、やりたいことがどんどん増えてきていて、なんとも気忙しい。時間が足りない。 それでも「欲」が出てきたのは喜ばしいことで、父が倒れ亡くなった2…
朝、窓を開け、金木犀の香りに深呼吸する。近所のお庭から流れてくる甘い香りは、この短い季節にいただく嬉しいギフトだ。 我が家の周辺には、植栽として立派な金木犀を植えているお宅が多いようで、どこをどう歩いても、今はこの香りを楽しませてもらえる。…
尼ケ坂、という言葉に反応した。 新聞の地域版で読んだ記事だった。名鉄瀬戸線の清水駅から尼ケ坂駅にかけて、約550メートルの高架下を利用したお洒落な商店街があり、人気スポットになっているという。2019年にオープンした「SAKUMACHI商店街」。 私の脳裏…
今日も、日差しが強く夏のように暑かった。10月に入ったというのに、どうかしている。 それでも、空を見れば明らかに秋の色で、数日前から「もうそろそろ咲いて良い?」と言いたげに、金木犀が香り始めた。遠慮がちみたいで、ちょっと気の毒になる。 宣言が…
季節の移ろいはなめらかではなく、後戻りしたり一気に進んだりして、人々を戸惑わせる。 この先まだ、暑い日も戻ってくるそうだが、今日などはだいぶ涼しい。朝晩はもうすっかり秋の気配だ。最近の私は、ほっとするような寂しいような、この時期ならではのち…
梅雨の晴れ間もあるけれど、今日は曇天。これから雨になるらしい。空の暗さに気分も重く沈みがちになる。 日常の心配事は、ひとつ減ったらふたつ増える。そんな感じで、ちっとも心が晴れ渡らない。 でも外を見れば、こんな日にも小鳥は飛び、さえずっていて…
晴れた春の日は忙しい。暖かくなったら始めよう、晴れたらやろう、と思っていたことが山積みだからだ。 冬物の片付け、寝具の手入れ、ベランダの大掃除。店頭に並ぶ明るい色が嬉しくて、たくさん買い込んでしまった春野菜の調理。 あれもこれも、晴れている…
ここのところ暖かい日が続いていて、まだ2月というのが信じられないほどだった。昨日は美容室へ向かう片道15分のウオーキングが、なんとも爽やかで気持ち良く、マスクの中で鼻歌を歌っていた私。上着、脱いじゃった。 その前の日も、午前中、夫と近くの川べ…
手を洗い過ぎて手荒れが大変。ハンドミルクの減りが激しい、ここ数週間。ニューコロナ関連の日々のニュースには本当に気が滅入る。明るい兆しが早く見えないものか。 前回の記事で、明るい気分で3月を迎えたい、と書いたけれど、なかなかそうは問屋が卸して…
ここは、天国なの? 気がつけば私は歩みを止めて、ポカンと周りを見渡していた。夢のように美しい。おとぎ話の花の迷宮に迷い込んでしまったようだ。 ・・・いや、もちろん迷い込んだわけではなく、嬉々として入っていったのだけど。 咲き誇るとは、まさにこ…
桜は開花した。見頃はもう少し先になるが、散歩道を歩いていると桜の樹々がその存在を訴えてくるように感じる。 ああ、久しぶりだね。 冬の間も桜はそこに立っていたのに、まるで遠路はるばる戻ってきたかのように思え、つい声を掛けたくなる。 足元にはタン…
朝、窓を開けたときに「あ、秋の匂い」と感じる日が、毎年訪れる。10月に入って、今ぐらいの時期だ。それは、金木犀の香りに感じるウットリしたものでなく、ひんやりし始めた空気の、ちょっと緊張感のある匂い。胸が少し苦しくなるような、“あきらめ”を伴う…
最近、「ひとり暮らし」という言葉が、私の頭の中を巡っている。次女が「そのうちひとり暮らしをする!」宣言をしたり(時期等未定)、大学生になった姪っ子が、岐阜の実家を離れ、我が家の近所でひとり暮らしを始めたりしたせいだろうか。 新聞広告で見てな…
昨日から寒さがゆるんでいる。ふと窓に目をやると、外は青空が広がって光に満ちている。そして、明日は雨が降るという。天気予報では「今日のお天気を活用しましょう」とのコメント。なるほど、洗濯日和、掃除日和、布団干し日和。でも・・・ こんな日は、歩…
近所の小川にカワセミがいるようだ、と知ったのはいつだろう。買い物やウオーキングで、出現ポイント近くを通るたび、気にするようになった。運が良ければ、その瑠璃色の美しい姿に出会える。 昨日はそのラッキーデイだったようだ。川面すれすれを流れ星のよ…
6月も終わろうとしている。梅雨の真ん中にいるんだろうな、今。外は雨。結構、降っている。 以前は、雨の日が苦手だった。できれば外に出たくなかった。傘があると荷物が増えるし。靴も服も濡れてしまうし。何より暗くてジメジメした雰囲気が嫌だった。 最近…
三寒四温という言葉を口にしたい季節になった。ふと寒さが緩み、そのまま数日間、温もりを感じられる日が続く。スニーカーを履いてちょっと遠くまで歩いてみようか、と思う日が最近増えた。 この町に引っ越してきてまだ1年ちょっとなので、Google Mapで我が…
移り気な秋の空を、毎日気にして見上げている。出掛けたいところがいろいろあるのだが、できれば暗い雨の日は避けたいのだ。そして昨日の土曜日、みるみる雲を押しやって昇ってくる太陽を見て、お出掛け日和を確信。夫と二人、義父のお見舞いに美浜町の病院…
年末に転居をし、新しい年を迎えた。まだまだ片付け終わったと言うにはほど遠いが、ここへきてようやく落ち着いた感がある。転居に伴う各種住所変更手続きなどを、あらかた済ませたからだろうか。期限に追われて慌てているという焦燥感はなくなり、さてどの…
朝起きたらすぐ、カーテンを開き、太陽の光を浴びると良い。と、何かで読んだ。以来、ずっと意識して実行するようにしている。体内時計がリセットされ良質な睡眠がとれるようになる、寝起きの悪さが改善される、そういった話だったと思う。薄曇りや雨の日の…
身の危険を感じるほどの暑さが収まって、早くも秋の訪れを思わせる長雨と肌寒さだ。それでも昨日、今日は久々に青空が広がり、大物の洗濯ができて気持ちがいい。そろそろ、また歩こうか。 私の数少ない趣味のひとつが散歩である。しかし、真夏の間はパスして…