一筋の光、降り注ぐ光。

人生はなかなかに試練が多くて。7回転んでも8回起き上がるために、私に力をくれたモノたちを記録します。

母娘

ノスタルジックな気分と幸福感―クリスマスの飾り付けに思う

11月は、週末をいつも次女と過ごしている。一緒に買い物に出掛けたり、カフェに行ったり、彼女が家に泊まったり、私が彼女の部屋に行ったり。 去年の暮れに、同じ県内でひとり暮らしを始めた次女。当初はよく会っていたのだけど、その後コロナ禍で会えない時…

父とふたりで、母の思い出のレストランへ

久しぶりに、ハンカチにアイロンをかけた。 え。何年ぶりだろう。昔は家族4人分のハンカチに、毎日のようにせっせとアイロンをかけたものだった。夫がパイル地のハンカチを愛用するようになって以来、我が家ではアイロンの必要なハンカチは日の目を見なくな…

“ささやかな幸せ”を抱きしめる―11か月ぶりの再会

今日も、あたたかい布団の中で、空腹も感じずに、眠ることができる・・・ ここのところ、毎晩のように、このささやかな幸せをかみしめている。新聞やテレビで、悲しい切ないお話を、ずっと見聞きしているからかもしれない。 ・・・どんなに辛いことがあって…

潔く、やり直す!刺しゅうが思い出させてくれた“母の教え”

自分の図案で刺しゅうができるようになりたい。 そう思い始めたのはいつ頃だろう。 家族のためにマスクを作ったとき、小さな刺しゅうをアクセントに施してみたりとか、その程度はしたけれど。ある程度の大きさのものを自分でデザインするって、私にはなかな…

ストレッチ&スロトレで、からだと心を整えたい

力が入らない。食欲もないし。 夏バテ気味なのかもしれない。それでも、毎日ヨガマットを広げては、ストレッチや緩い筋トレを続けている。そうすると、少しだけ元気が出てくるから不思議だ。 からだの声を聴き、声を掛けてあげる。どこが調子悪いのか、どこ…

「ありがとう」と言われた気がした―母のことをもう少しだけ

清水の実家にはお仏壇がない。理由は聞いていないが、父は次男だし、結婚してからは転勤族となり、引っ越してばかりだったから、だと思う。薄給の公務員だったし。 ただ、父の家の先祖代々の霊を祀る紙と、母のお父さん(私の祖父)の戒名を書いた紙(紙位牌…

50'sの恋人たち―母の青春時代

私の知っている母は、当然ながら私がもの心ついてからの人物で、それ以前は未知の人だ。若き日の母は、古いアルバムの中でしか知らず、それは子どもの私にとってすでにセピア色だった。 少女の頃、私は、母によく若い頃の話をしてほしいとねだった。どんな女…

平和はわたしから―ハーブとホ・オポノポノの力を借りて

昨日、駅前のスーパーマーケットまで、ハーブを買いに自転車を飛ばした。イタリアンパセリとディル。ここのハーブは新鮮でお値打ちなのだ。どうしても欲しかったディルは最後の1パック。入手できてほっとした。 このディルに加え、ベランダからローズマリー…

母の入院で事態は急展開―遠距離介護が始まった

母が歩く夢を見た。 退院した母が、土間のような場所に立ち、そこから明るい外を見て「あらぁ」と嬉しそうに、ゆっくりと、薄桃色の紗がかかったような春の庭に出て、表の道を歩き出した。杖もなしで、父の肩に手を掛けて。 「待って」と私は慌てて追いかけ…

ビックリハウスに住んでいる?

一年で一番寒いはずのこの時期。春のような温もりが部屋に満ちている。レースのカーテン越しにパステルブルーの空が広がり、遠く聞こえるヘリコプターの飛行音が眠気を誘う。 一昨日のこと。穏やかな昼下がりに、次女の寝顔を見下ろした。まだ熱が残っている…

娘の巣立ちに揺れたけれど

次女が家を出てから2週間になろうとしている。 この秋、7人で暮らし、MAX8人いた日もあった家に今、夫婦ふたり。この落差! 娘のチェストや棚、そして大量の服と靴が消えた。この引越しに乗じて私も少し断捨離。まだ片付けは完全に終わらせていないが、ずい…

双子プロジェクト完了―寂しさと清々しさの中で

抜けるような青空。真白な雲。美しい9月の朝に、双子は生まれた。2歳児に、ふたりの妹ができた。 あの日から、2カ月がたつ。5日前、長女と長女の娘たちは、迎えに来た婿どのとともに、遠方の町へ帰っていった。残された私と夫と次女は、一抹の寂しさとともに…

ハッピー探偵ドゥードゥー?―2歳児のいる景色

金曜日に、私の住む東海地方は梅雨入りした。洗濯物と空を見比べてため息をつく日々がまた始まる。洗濯物、増えたしなぁ。 遠方に暮らす長女が、2歳の娘とともに我が家にやってきて1週間。我が家の暮らしはがらりと変わった。小さい子のいる毎日って、こんな…

母に長い手紙を書く

私にとってとても貴重な、「あれもしたい、これもしたい」の5月が始まっている(そういえば今月から令和ですね)。体調を崩してのスタートだったけど、今は元気。膝の痛みも耳鳴りもなく、肩凝りすらない。どうしたの?っていうくらい、絶好調。ただ、忙しい…

娘とのプチ旅行―清水、そして自由が丘散策

私は静岡県の清水(今は静岡市だが、当時は清水市)で生まれた。父が転勤族だったため、この町で過ごした年月は短く、今も付き合いのある友人というのはいない。でも、約30年前に両親がこの地に居を構えてからは、私のふるさとはやはり清水なのかな、と思っ…

娘に誘われ「お散歩デート」

朝、窓を開けたときに「あ、秋の匂い」と感じる日が、毎年訪れる。10月に入って、今ぐらいの時期だ。それは、金木犀の香りに感じるウットリしたものでなく、ひんやりし始めた空気の、ちょっと緊張感のある匂い。胸が少し苦しくなるような、“あきらめ”を伴う…

ようこそ、赤ちゃん

母の日が終わり、5月も半分が過ぎようとしている。私の一番好きな月だ。悩みの深かった去年は気持ちに余裕がなく、十分に楽しめないまま5月が去ってしまった。しかし、今年は忙しいなりにこの美しい季節を心から堪能している。ありがたいことだ。 長女が第一…

娘の母であり、母の娘である私

早春の柔らかい日差しには、母性のようなものを感じる。包まれて、安心していつまでもウトウトしていたい甘やかさだ。懐かしい気持ちになり、しばらく浸っていたくなる。少し風邪気味ならなおさらで。 風邪をひくと、特別な匂いがずっと鼻についていることが…

幸せを呼ぶ、小さなりんごのポマンダー

四日ほど我が家に滞在した長女が昨日、帰って行った。今回の帰省は大学時代のサークルのイベント参加のためで、婿どのと子猫を残してやってきたのだった。 滞在中、家でのんびりできる時間も多かった彼女は、次女とじゃれ合ったり本を読んだり、ちょっとした…