一筋の光、降り注ぐ光。

人生はなかなかに試練が多くて。7回転んでも8回起き上がるために、私に力をくれたモノたちを記録します。

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お洒落リノベの古民家に集合!―愛知・長久手の町家ステイ

 

関西に暮らす長女が、先日、一家でこちらに帰省した。といっても、我が家に、ではない。

 

私の誕生日をみんなで過ごしたい、と言ってくれたのが先月のこと。その気持ちがとても嬉しかったし、私もみんなとゆっくり過ごせたら、と願った。

 

ただ、ひとつ問題が。
ひとり暮らしをしている次女も加えて、総勢8名となる。本当なら「みんな、おいで~泊まっていきなよ」と言いたいところだが、夫婦ふたりで住んでいるこの3DKにはちょっとキビシイ。泊められるお客さまはマックス3名かなあ。

 

そこで夫が、我が家からクルマで十数分の場所に、みんなで泊まれる家を探してくれたのだった。旅館ではなくて、民泊施設。一棟貸しの古民家だ。

 

古民家ではあるけれど、素敵にリノベーションされている。「町家ステイ オリーブとぶどう」という名前も可愛い♡

 

問題解決!一気に気分が上がっていった。笑

 


当日は、買い出し班の長女と次女が、昼前に名古屋の久屋大通駅近くで落ち合い、散策しながらデパ地下などで総菜類を買ってくれることに。

 

平日日中はほぼワンオペ育児の長女。久々の次女とふたりきりでの街歩きやランチは、さぞや心弾んだことだろう。

 

婿どの&孫娘3人と私たち夫婦は、長久手の「あぐりん村」で待ち合わせ。ここは産直野菜などの販売で人気のスポットで、「オリーブとぶどう」からほど近い。

 

✻温泉施設も隣接する「あぐりん村」

www.nagakuteonsen.jp

 


感動の再会(笑)の後、5歳児と3歳児双子はひとしきり芝生で遊び、婿どのは束の間の休憩。その後、近所のイチゴ狩りの施設を覗いてから(残念ながらイチゴは売り切れ)、少し早めのチェックイン。

 

オーナーさんがいらして、丁寧に施設の説明をしてくださった。とても物腰の柔らかい方で、屋敷内の内装と同様、高いホスピタリティを感じた。

 

それから、歩いてすぐの所にあるケーキ屋さんに、6人で出向く。牧歌的な風景の中に突然、美しい白亜の建物が現れるので、思わず「おお!」って声が出る。素敵なバースデイケーキを買ってもらっちゃった♪

 

✻ヴァイスベーレンNAGAKUTE

weiss-beeren.com

 


夫が駅まで迎えに行き、長女と次女もお家に到着。さあ!始まるよ!って感じになる。

 

ふたりは、まずは屋敷内探検から。このお家では少し先輩?である孫娘たちが、張りきってあちこち案内したのは言うまでもない。笑

 

そして、私が家で作ってきたささやかな料理も加え、賑やかな食卓が整った。記念撮影をし、乾杯して・・・ずっと笑い声が響いている。

 

素敵なキャンドルもありがとう♡

 

思い出に残る素晴らしいパーティーに大感謝。すごく楽しかったな。おてんば娘3人が興奮して、もう大騒ぎでわちゃわちゃだったけどね!笑

 

こんなに騒いでも許されるなんて・・・
ホテルでもない、旅館でもない。大きな一軒家だからできる、贅沢なのだろう。

 

オーナーさんは不動産関係のお仕事をされているそうだが、元ホテルマンらしい。どおりで、どの寝室も整っていて清潔感があり、居心地が良いはずだ。水回りも綺麗だし、照明もちょっとレトロで凝っている。

 

ジブリパークにも近いため、ジブリをイメージしたあしらいがあちこちにあったりして、そんなユニークなインテリアにも好感が持てた。

 

リビングの壁にトトロがいたよ!

 

そのジブリパークのある愛・地球博記念公園(モリコロパーク)に、翌日、チェックアウト後に出向いた。長女と婿どのから、大事な姫たちを預かって!

 

長女夫婦には、近くのイケアでデートしてもらったのだった。子育て中は、夫婦ふたりきりでのお出掛けは難しい。それは、私にも記憶がある。大人が大勢いるこの機会に是非!というわけだ。

 

3歳児たちがママなしで大丈夫かな?とちょっと心配だったけど、杞憂だったみたい。駐車場でパパとママに元気よくバイバイすると、これからどんな楽しいことが始まるんだろう?って目が輝きだした。

 

ヤギさんにクローバーをあげたり、児童総合センター内の広い施設内を走り回ったり、ずーっと歓声を上げている。

 

最後は大観覧車。遅いお昼を食べて、パパママの待つイケアに向かう頃は、もうくたくただ。そして、子どもたち以上に、夫や次女や私もくたくた。笑

 

よく遊んだ~~!

 

✻愛・地球博記念公園

www.aichi-koen.com

 

ジブリパークは要予約

 

あれからもう4日もたつというのに、体中のあちこちが痛む。声のかすれは治ってきたけど。夫も同じだ。やっぱり老体にはハードな2日間だった。笑

 

常に誰かに返事をしたり、おしゃべりしたり。危ないことしそうだと注意したり、大声で呼んだり。
・・・普段、夫婦ふたりで静かに暮らしている私たちには、こんなに喉を使うことは稀である。

 

常に腰をかがめて話を聞き、しゃがんでおちびさんたちと同じ目線で何かを見る。抱き上げたり、抱っこしたまま長く歩いたり、追いかけて走ったり。
・・・なんてことも、もちろん普段していない。そりゃあ、筋肉痛にもなりますわよ。

 

ヘルプなしでちびっこ3人を育てている長女夫婦。その大変さが身に染みてわかった。目を離すとどこかへ飛んでってしまう年頃の子が3人。これは怖い。

 

喧嘩もするし拗ねるし泣いちゃうし。
可愛いんだけど、可愛いというだけでは乗り切れそうにない局面も、多々あることだろう。

 

でも、優しくて元気で面白い、素敵な子たちにちゃんと育っている。そのことから、長女たちが愛情深くどんなに頑張っているかもよくわかった。

 

腰とか首とか膝とかお尻とか。
痛む体をさすり、ちょっと風邪気味かもしれない体調にため息をつきながらも、私は満たされた気持ちでいる。まだ疲れがとれないよーあちこち痛いよーとぼやいてはいるが、心は軽やかだ。

 

ちびっこたちとの触れ合いが楽しかったのはもちろんだが、長女夫婦が嬉しそうだったことが、まず喜ばしい。愛おしい宝物を私たちに託してくれたことも、信じて預けてくれたんだなあと、しみじみ嬉しい。

 

そして。
仲良し姉妹の長女と次女が、ふたりで久々に街歩きできたこと。翌日には長女と婿どのが、やっとふたりきりでデートできたこと。このふたつが実現できたことが、何よりも満足だ。

 

孫娘たちは当然、可愛い。しかし、私にとって「可愛い」の一番は、今も長女と次女なのだ。

 


あの晩。
孫娘たちとロングドライブで疲労困憊の婿どのが寝入った後も、夫と長女、次女、そして私は真夜中まで起きていた。眠ってしまうのがもったいなくて。

 

ブロックスというボードゲームをしたり、ソファでまったりとおしゃべりをしたり。
この4人で、こんな風に過ごしたのはいつ以来?

 

長女が結婚し家を出て、次女もひとり暮らしをしたいと巣立っていき、わたしたち家族もいろいろ形を変えてきた。けれどもこんな感じで、ふと気づくとまた昔のように4人でリビングでくつろいでいた、なんてことが起こるんだね。

 


みんなが泊まれる広いお家だったらな・・・と、思ったりもするけど、大きな家も大変そうだ。そもそも無理だし。笑

 

だから、大勢で泊まれる1棟貸しの町家ステイは、私たちのような家族には強い味方だと思う。

 

そうそう、12月に行った琵琶湖でも、1棟貸しに泊まったのだった。

 

✻このときは、夫の還暦祝いでした↓

tsukikana.hatenablog.com

 

そのときプレゼントしたぬいぐるみたち。今回も一緒にステイ

 

古民家リノベというのも良いね。
商店やカフェに改装された所にはこれまで何度も行ったけど、泊まったのは初めて。

 

レトロな味わいを生かした広いお家に、暮らすように泊まるのは新鮮だったし、オーナーの思い入れやこだわりを感じる面白さもあった。また、昔ここで、どんな人たちがどんな暮らしをしていたんだろう、なんて想像するのも楽しくて。

 

ご近所だったのだけど、しっかり「旅」気分を味わえた。他のお部屋でも寝てみたかったし、もうあと2泊くらいしてもいいかな。

 

あ。ちょっとクセになりそうだ。笑

 

 

春~秋はテラスで乾杯もいいね♡

 

 

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