一筋の光、降り注ぐ光。

人生はなかなかに試練が多くて。7回転んでも8回起き上がるために、私に力をくれたモノたちを記録します。

雨上がりのローズガーデン

ガーデンの画像

 

5月の雨は、五月雨(さみだれ)か?

 

いえ、五月雨は旧暦の5月あたりに降る長雨のことで、つまり梅雨のことらしい。夏の季語でもある。そして、「五月雨式に…」などと言う時は、だらだらと、断続的に、小出しにする、などあまり良い意味で使われない。さつきあめ、と読むときもあるそうで。

 

でも、5月に降る雨は、つい“さみだれ”と呼びたくなる私。そして、それは優しく美しい雨であり、悪い意味では使いたくないのだ。絹糸のように細くて、少し輝きも帯びていて、とても素敵なのだから。

 

もっとも、梅雨だって農作物には大事なものだし、しとしと降り続く雨の情緒も捨てがたい美しさがある。“五月雨式”だって、もしかしたらビジネスのテクニックのひとつになっていて、良くないものと決めつけられないのかも?

 

とにかく、私は5月の雨は結構好きなのである。
しかしこの雨、ぐずつくように続くと「梅雨の走り」と呼ばれることがあり、そうなると、ちょっと焦る私なのだった。

 

待って。まだ十分に5月を楽しめていないよー。
梅雨になるのはもう少し後にしてくれない?

 

去年の梅雨入りも早かった。今年も早そう、という声を聞く。はあ…と、ため息が出る。

 

✻早い入梅をぼやきながら書いた去年の記事↓

tsukikana.hatenablog.com

 


そんな梅雨の走りを思わせるような日が続き、昨日の土曜日も雨予報だった。午後には上がるとのことだったが、もしも大雨だったら諦めようと思っていた。ローズガーデンに行く予定を。

 

でも!
ラッキーなことに、朝、出かける時間には晴れてくれた♡

 

それで、夫とふたり、豊田市のガーデンを目指した。ここは、去年も訪れた場所。

 

✻あのときも、5月の薔薇に救われた気がします↓

tsukikana.hatenablog.com

 


ガーデニングミュージアム「花遊庭」。ガーデンウエディングもできるとのことで、この日も一組、予定されていた。おめでとうございます♡

 

そんなに大規模な庭園ではないのだけれど、よく手入れをされた28のテーマガーデンがあり、どこを見ても今が見頃の花たちを楽しめる。

 

昨日は雨上がりだったので、花も葉も水玉をたたえてキラキラと輝き、格別の美しさだと思った。

 


出口近くにあるローズガーデンが、やはりこの日の一番の目的で。ああ、もうずっとこの場を離れたくない、なんて思ってしまった。

 

少しの間、マスクをはずして、大きく息を吸い込む。ひんやりと、わずかに湿り気を帯びてなめらかになった空気が、喉から胸に流れ込む。

 

清らかで、なんて良い香り。

 

心身が浄化されるように感じる。女神さまの気配に包まれているような、大きな存在に許してもらえているような、そんな安心した気持ちになる。

 

心細いときとか、自信がないときとか、悲しくてたまらないときとか。
包まれることで心が和らぎ、救われることがままある。

 

それは、霧雨だったり、春の日差しだったり、肌触りの良い毛布だったり、愛する人のハグだったり。
みんな柔らかく、優しい。そして、漂う薔薇の香りも……。

 


立ち去りがたくていつまでもローズガーデンを巡り、見渡していたら、同じようなご夫婦がいた。笑
私たちのように、あちこちカメラを向けて撮影している。

 

そしてふと気付いた。
目の高さにも、足元くらいの位置にも、見上げた場所にも、さまざまな種類の薔薇の花が咲いていることに。

 

花の特徴に合わせて高さを変えている。そのための演出もされている。

 

古風な小物やベンチ、レンガの壁、田舎風のコテージ。その窓やドア枠も懐かしい絵本に出てきそう。花たちを生かす、“あしらい”が見事なのだ。

 

実はこの後、同じ豊田市内の比較的大きな公園にも、薔薇を見に行ったのだった。
そこにも多種多様の薔薇が、それはそれは見事に咲いていたが、何故かそこまでの感動はなかった。

 

ガーデンの魅力とは、なんだろう。
ただ花がたくさん綺麗に咲いていればいい、というものではない。それは当たり前のことなのだけど、妙に納得できた比較だった。

 

それぞれの花が主人公でいられる、物語を感じさせるような庭づくり。夢のある全体の統一感と、一方で細やかなテーマ性もほしい。そのための起伏づくりや、大道具小道具選びも、気が抜けない。

 

ガーデナーのお仕事って、大変だろうけど、奥深くてきっと楽しいだろうな。

 

私はもっぱら見せていただくだけだが、花園、大好き。特にこの季節のローズガーデンは、夢のように美しいので、できることなら毎日あちこち出向きたいところだ。笑

 

が、その願いはなかなか難しいので、こうして感動を書き残していこうと思う。あと1回くらいは出かけられそうかな?

 

雨上がりのローズガーデン、素敵だった。
でも、曇り空の下でも、もちろん晴れ渡ったピカピカの日でも、間違いない。5月のローズガーデンは絶対、素敵♡

 

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