一筋の光、降り注ぐ光。

人生はなかなかに試練が多くて。7回転んでも8回起き上がるために、私に力をくれたモノたちを記録します。

ローズガーデンに行こう!

f:id:tsukikana:20190521194858j:plain

 

ここは、天国なの?

 

気がつけば私は歩みを止めて、ポカンと周りを見渡していた。夢のように美しい。おとぎ話の花の迷宮に迷い込んでしまったようだ。

 

・・・いや、もちろん迷い込んだわけではなく、嬉々として入っていったのだけど。

 

咲き誇るとは、まさにこのこと。その圧倒的な数、豊かな色彩、香りの心地良さ。あまりのことに「ここはどこ?」「これは現実?」と固まってしまった私。

 

綺麗な青空。清らかな陽光。5月の風が頬をなでる。

 

日曜日に、岐阜県にある「花フェスタ記念公園」を訪れた。とにかく薔薇が素晴らしいと聞いていて、以前から行ってみたかった、世界最大級をうたう薔薇と花のテーマパークだ。

 

80.7haの広大な敷地。「バラのテーマガーデン」はその一角を占めていて、約5,000品種の薔薇が植えられ、17ものテーマに沿って多彩な魅力を味わえる。

 

感嘆の声を上げながら、いくつかのテーマガーデンを巡った。手入れが行き届いているのが、素人目にもわかる。枯れていたり、病害虫に侵されているような残念な姿がどこにもない。これほどの量の花々を、こんなに美しく保てるものなのだろうか。

 

どのコーナーも素晴らしかったが、中でも「オールドローズのバラ園」はこの上なく優雅で華やかだった。芳しい香りが漂う中、色とりどりの愛らしい薔薇の姿形を眺めていると、我知らず夢見心地になってきて、冒頭のポカン状態になってしまった次第。

 

これまでもいくつかのローズガーデンを訪れたことはあるが、これほど感動したのは初めてだと思う。季節も良かったし、朝のうちに到着したのも良かった。薔薇は朝、よく香るからね。

 

薔薇は香り重視である私には、強香種を集めた「香りの庭」も印象的だった。貴婦人のような薔薇たちに顔を近づけると、少しひんやりとした水分の蒸発とともに、瑞々しいフルーティな香りが立ちのぼる。フレッシュな芳香が楽しめるのは、生花ならではだ。胸いっぱいに清涼感のある香りの粒子を吸い込む贅沢。何時間でもいたくなる。

 

(以前も薔薇の香りについて書いています。よろしければ)↓

tsukikana.hatenablog.com

 


薔薇の香りは、香り成分の配合バランスによって7タイプに分けられるそうだ。「南国のフルーツみたい」とか「甘ーいお菓子みたい」くらいにしか表現できない自分が情けないのだけど、まあいいか。とにかく、薔薇の香りは美しい♡

 

ティーローズエレメントという成分には、森林浴の香りと同様の鎮静効果や抗ストレス効果があることが実証されているとのこと。単に良い香りが楽しめるだけでなく、心にも効いてくれる。薔薇の香りって、なんて素敵なんだろう。

 

同行した夫と次女と、「なんか、幸せだったね」と帰り道に話した。美しいものをたっぷり見られた充実感だった。あと、香りのリラックス効果ね。すごく歩いて、疲れたけど。

 

そう、広大過ぎる、この公園。最初に「世界のバラ園」の一角に入り、「ターシャの庭」には2度も入り(笑)、ポピーの小道に歓声を上げ、花のタワーに上り・・・。「バラのテーマガーデン」にたどり着くまでに、くたびれてしまっていた。

 

17のテーマガーデンの大半は諦めて帰ってしまったのが、今更ながら悔やまれる。次は逆コースでリベンジしたい!笑

 

実はこの日、結婚記念日の前日で。平成元年に結婚した私たちは、30周年の真珠婚。元号も変わった今年の結婚記念日は、ちょっと特別なアニバーサリーだったとも言える。

 

しかし、夫は今、休みがなかなか取れないほど仕事が忙しく、この日も食事の後、泊まる支度をして職場に向かった。そして記念日当日も仕事で帰宅できず・・・。

 

ちょっと寂しいし切ないけど、申し訳なさそうに謝る本人が、一番可哀そうなわけで。過労が心配だわ。そんな中、ローズガーデンの約束だけは果たしてくれたことに、感謝しよう。(秘かにリベンジを期待してるけど!)

 

花フェスタ記念公園にはきっとまた、薔薇の季節に行くことになるだろう。その他にも、私がまだ知らない素敵なローズガーデンは日本中にたくさんあるはず。薔薇に満たされる幸せ体験を、これからも重ねていきたいな。

 

そして、いつか南仏グラースの薔薇農園に行き、早朝の薔薇摘みを体験する!
・・・というのが、今の私の野望である。

La vie en rose!

 


花フェスタ記念公園(6/16まで「春のバラまつり」開催中)

www.hanafes.jp